Oracle Master Silver DBA試験とは
Oracle Masterとは、Oracle Database の管理スキルを証明する資格です。
Oracle Databaseのバージョンによって提供されている試験が分かれており、Oracle Database 12cのバージョンにおいては、Oracle Database 12c 資格として提供されていました。
2023年1月15日をもってOracle Database 12c資格の配信は終了したため、現在提供されている試験はバージョン19cに準拠したOracle Master 2019試験が配信されています。
Oracle Master 2019ではSilver試験の分類として「DBA」と「SQL」が存在しますが、こちらの記事では「DBA」試験に関する記事となります。
「DBA試験とSQL試験どう違うの?」「どちらを受けた方がいいの?」という方はこちらの記事が参考になるかもしれません。
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試験の結果
合格ラインは60%のところ正解率73%でした。
試験ではOracle Databaseの運用管理についての問題と、SQLの問題がバラバラに出題されました。
知識を問われる問題についてはスムーズに回答できましたが、SQLの内容については選択肢の中で明らかに違うものを外していき、残ったものの中で正しいと思われるものを選択するように進めました。
(その割には不正解項目にSQLの内容が多いような・・・)
ちなみに、2022年9月1日から出題数と試験時間が更新されて配信されています。
問題数:90問 → 72問
試験時間:150分 → 120分
私が受験した時よりも1問あたりの価値が高くなっていますので、入念に準備(学習)してから臨んでください。
試験勉強に使用したもの
翔泳社出版「オラクルマスター教科書 Silver DBA Oracle Database Administration」という書籍を使用して学習を進めました。
学習方法としては、
- 書籍を3周分読み込む
- 章末、巻末問題を間違えることがなくなるまでひたすら解く
といった進め方をしました。
学習期間は2ヶ月半ほどでしたが、その間は平日1~2時間、休日4時間~7時間(試験2週間前ぐらいから)ほど学習時間を確保していました。
参考書が分厚いのが嫌になり、紙の本から電子書籍に鞍替えして、夜寝落ちするまでひたすら読んでました。(何度iPadが顔に落ちてきたことか・・・)
参考書の内容については、難しいと感じるところもありましたがしっかり読み込んで理解することで、合格に必要な知識をしっかり得ることができたのでオススメできる参考書だと思います。
試験を合格した感想
Bronze DBAから見ると数段難易度が上がった試験だったなと感じます。
難しかったですが、やはりその分「Oracle Master Silver持ってます」と言うと、会社内では結構ウケがいいです。
(ただ、ほとんどの方が今のSilver試験が2種類あることを知っておられず「DBAの方」と言うと「ん?」と言う顔をされますが・・・)
Oracle Databaseの知識と基礎的なSQLの知識を持っていることが証明できますので、ご興味を持たれた方はぜひチャレンジしてみてください!
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