Oracle Master Silver試験とは
Oracle Masterとは、Oracle Database の管理スキルを証明する資格です。
Oracle Databaseのバージョンによって提供されている試験が分かれており、Oracle Database 12cのバージョンにおいては、Oracle Database 12c 資格として提供されていました。
2023年1月15日をもってOracle Database 12c資格の配信は終了したため、現在提供されている試験はバージョン19cに準拠したOracle Master 2019試験が配信されています。
Oracle Master 2019ではSilver試験の分類として「DBA」と「SQL」が存在します。
こちらについて本記事で紹介します。
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試験の分類:DBAとSQL
上でも書きましたが、Oracle Master 2019のSilver試験においては、DBA/SQLといった2種類の試験が配信されています。
DBAとはDataBase Administration(データベース管理)のことで、その名の通りデータベースの運用管理のことを指します。
SQLとはStructured Query Languageの略で、データベースからデータを取得したり、更新/削除/追加といった処理やデータベースに対する変更処理などを行う際に使用される言語です。
DBA試験:SQLの基礎知識 + DBの運用管理
SQL試験:SQL知識全般
といった形でそれぞれの試験で問われる内容が異なります。
どちらの試験を受けるべきか
2種類の試験のうちどちらを受けるべきかですが、以下の内容に沿って決めるのが良いと思います。
- お金/時間が有り余っている
→ぜひ両方取得しましょう! - 業務でDBの管理を行う(予定がある)
→DBA試験がオススメ - 業務ではほとんどSQLしか触っていない / DBの管理業務は行わない予定
→SQL試験がオススメ - さらに上のOracle Master試験(Gold/Platinum)を受験する予定
→Silver DBA試験の合格が必須
基本的には業務で使用する分野の方を受けるのが良いと思いますが、Oracle Master Gold DBAやPlatinum DBAの取得を目指される方については、Silver DBAの合格が必須となりますのでDBA試験の受験を優先するのが良いと思います。
難易度に差はある?
DBA試験とSQL試験どちらも受けましたが、SQL試験の方が難易度が高く感じました。
と言うのもDBA試験については合格しましたが、SQL試験については不合格という結果でした・・・
こちらの内容についても記事を作成する予定ですので興味があればご覧ください。
まとめ
本記事では、
- Oracle Master 2019 Silver試験には、DBAとSQLの2種類の試験があること
- 2種類の試験のうち上位資格Gold/Platinum試験の取得を目指す場合には、Silver DBA試験の合格が必須であること
- 筆者の受験履歴からSQLの方が少し難易度が高そうであること
を紹介しました。
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